ジェフ・ベック Jeff Beck
ジェフ・ベック(Jeff Beck)は、世界中のギタリスト達も一目置く孤高のギタリストと言っても過言ではありません。
変幻自在にギターを操り、ギターを弾き倒すジェフ・ベックのサウンドは、エレクトリック・ギターの可能性を、極限の極みまで高めたものと言えるでしょう。
しかし、ジェフ・ベックのサウンドを実際に体感してみると、多分にギター的でもあり、ギターっぽくも無いという不思議な感覚に陥るのではないでしょうか。
教則本的な「巧さ」を遥か彼方に超越した「ジェフ・ベック的ギターの世界」がそこに存在します。
ジェフ・ベックは、1965年ヤードバーズにエリック・クラプトンの後任として加入しました。しかし、数年の活動後にバンドは消滅してしまいます。
その後、自身のバンドジェフ・ベック・グループを結成。ブルースを基盤としたサウンドで好評を得るも、ジェフ・ベックの音楽的アプローチは進化し、徐々にフュージョン色を濃くして行きます。
初のインストゥルメンタルアルバム「ブロウ バイ ブロウ=ギター殺人者の凱旋(邦題)」を1975年に発表後も、「ワイヤード」「ゼア アンド バック」等のアルバムを発表し、ロックギター界にギターメインのインストゥルメンタルの世界を確立します。
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ジェフ・ベックは、近年はデジタルリズムも大胆に導入し、新境地の開拓に成功しています。
ロック界では、このデジタル楽器等は「人間味が薄れロックじゃない!!」と否定されがちですが、逆にジェフ・ベックの肉に血の通った気骨溢れるギタープレイが際立つ結果となりました。
最近では、フェンダーのストラトキャスターをメインに使用しており、ピックを使わず指で弾いています。
エフェクターの使用も最小限(ワウワウ+フランジャーくらいか)で、アンプはマーシャル(2009年来日時は1987X)に直結。
このシンプルなセッティングで、あのプレイを生み出しているのは驚きです。
2009年に65歳(!!)を迎えても衰えるどころか、見た目も若く、ますます精力的に活動しているジェフ・ベック。
ライヴでの楽しさが伝わってくるギタープレイは、ギターのテクニックがどうのこうのよりも「音楽ってこんな楽しいものなのさ!!」というジェフのメッセージが聴こえてきそうです。
最近ではプリティ凄腕ベーシスト、タル・ウィルケンフェルド(Tal Wilkenfeld)とプレイしているのも、ジェフ・ベックが楽しそうな理由の一つ・・・かもしれません(^^)
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