スティーブ・ヴァイ / Steve Vai|ギターの神様たち

スティーブ・ヴァイ Steve Vai

スティーブ・ヴァイ(Steve Vai)は、泣く子もだまる神業テクニックを駆使しまくる超絶技巧派のギタリストです。
泣きのギターの美しい旋律のメロディーから複雑なヴォイシングのコード・バッキング、そして超絶速弾きのギター・ソロへ突入すると、もうそこは異次元ギターの世界です。

スティーブ・ヴァイは、ジョー・サトリアーニ(彼もまた超絶ギタリストである)にギターの手ほどきを受け、フランク・ザッパ(この人は音楽的ヘンタイといわれている。複雑・難解な音楽家。故人)の元でギターの修業を積み、独自の音楽道を突き進んでいます。

リディアン・スケールやミクソリディアン・スケールなどを積極的に取り入れ、複雑なメロディーや響きを持ったサウンドが特徴です。
複雑なタッピング奏法や、独特なアーミング奏法、エフェクターの使い方等々、エレクトリック・ギターの限界を超えて尚、進化しているのがスティーブ・ヴァイ奏法といえるかもしれません。

スティーブ・ヴァイは、アイバニーズという日本のメーカーのギターを使用し、7弦ギターやトリプルネックのギター等、特殊なギターも愛用しています。
カラーリングやボディ・シェイプにも独特なものが多く、個性的な「誰にも似ていない」スティーブ・ヴァイの特徴がこんな所にも良く表れています。

ソロとしての活動が印象的ですが、イングヴェイ・マルムスティーン>脱退後のアルカトラス、デイヴィッド・リー・ロス・バンド、ホワイトスネイク、G3(ジョー・サトリアーニ、エリック・ジョンソン、スティーヴ・ヴァイ)等、話題のビッグ・バンドでのプレイも一聴の価値ありです。
音楽的才能が高いレベルで開花しているので、聴きずらい、ノリずらいという印象もあるかもしれませんが、彼のロック魂もまた高い次元で炸裂していて、ド派手なスージアクションも彼の魅力の一つとなっています。

ザック・ワイルド奏法の特徴は、正にザックザックと力強く刻むヘヴィーな低音リフ、ペンタトニック・スケール(ブルースに多用される5音程の音階)を土台にしたトラディショナルでいてスピーディーなソロに、チキン・ピッキング(主にカントリー・ミュージックで使われる奏法で、ピックを持つ親指・人差し指以外の3本の指でも弦を弾くという奏法)、ピッキングハーモニクス(ピックで弦を弾いた直後に親指の腹(脇)で弦に触れ、倍音を響かせる奏法)等の特殊奏法を効果的に取り入れた独自のスタイルにあります。
最近は、ダウン・チューニングも大胆に取り入れ、全弦一音下げ、二音下げという究極のダウン・チューニングもザックサウンドの特徴になってきています。

ギタープレイの映像を見ても、どこがどうなっているのか解らない(^^;・・というほどのテクニックの持ち主であるスティーブ・ヴァイ。
ギターを弾いた事のある人、ギターマニアであればある程、スティーブ・ヴァイのモノ凄さを感じる事が出来るのではないでしょうか。

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