ウォーレン・ヘインズ / Warren Haynes|ギターの神様たち

ウォーレン・ヘインズ Warren Haynes

ウォーレン・ヘインズ(Warren Haynes)は、故デュアン・オールマンの後を継ぐスライド・ギターの名手といえるでしょう。
1971年にデュアンを失ったオールマン・ブラザーズ・バンドは1976年解散後、再結成するも長くは続きませんでした。

その後、1990年に再々結成。この時のメンバーにウォーレン・ヘインズが名を連ねました。
以前から幅の広い音楽性が聴き所だったオールマン・ブラザーズ・バンドではありますが、ウォーレン・ヘインズが加わった事でさらに磨きがかかり、知名度も急速に広がっていきました。

ボトルネックを使うスライド・ギターというと何かとデュアンと比べられてしまいますが、ウォーレン・ヘインズはスライドに不向きと思われていたレギューラー・チューニング(デュアンはオープン・チューニングを使用)を用いています。
バッキングでは普通のコードプレイを用い、ソロでスライドを使うといった複合技(曲によってはリフそのものがこの複合技で成り立っていたりする。)が聴き所の一つでもあります。

オールマンズと平行して自身のバンド、ガヴァメント・ミュール(Gov't Mule)での活動も活発で、複数枚のスタジオ盤と数え切れない程のライブ音源(オフィシャル・ブートレッグとも呼べるモノ)を発表しています。
Gov't Muleは、自身のオリジナル曲のみならず、数々のカバーソングも秀逸で、1920年代のオールド・ブルーズ、ハンブル・パイ、クラプトン等のホワイト・ブルーズからピンク・フロイド(!)、ブラック・サバス(!!)等のプログレッシブ/ハード・ロックまでを見事に自分のカラーでまとめあげて聴かせてくれます。

そんなウォーレン・ヘインズの使用ギターはギブソン・レスポールがメインのようですが、フェンダー・ストラト・キャスターからギブソン・ファイヤー・バード、エクスプローラーまでとあらゆる種類のギターを使用しています。
アンプはやはり大型チューブ・アンプのナチュラルな心地よい歪が特徴で、定番マーシャルから各メーカーのアンプを使い分けています。
トレモロ系のエフェクターも使用頻度がかなり高いですね。
古き良きサウンドを、モダンな感覚で研ぎ澄ましたような、ヴィンテージだけど古臭く無いサウンドが特徴といえるでしょう。

素晴らしいギタープレイのみならず、芯のある力強いヴォーカルも聴き所であり、その完璧な演奏力と音楽に取り組む姿勢は正に『ミュージシャンズ・ミュージシャン』と呼ばれるにふさわしいでしょう。

米国では未だ絶大なる支持を受けているグレイトフル・デッドのメンバーとの交流も深く、多くの作品を生み出しています。
メタリカのジェイムズ・ヘッドフィールドも彼の大ファンのようで、雑誌のインタビュアーをかって出た事がある・・・なんて話もあるようです。

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