RS Guitarworks
RS Guitarworks(RSギターワークス)は、アメリカ中東部ケンタッキー州ウインチェスターという片田舎にあるギター工房です。
Roy BowenとScott Leedyの2人が始めたここのギター工房では新品の「ヴィンテージ・ギター」が作られています。
長年ギターリペアやリフィニッシュに携わり、近年は某有名メーカーのエイジド・ギター(使い込んだ状態を再現した)の製作を請け負っていましたが、この仕事の評判を知った著名ミュージシャンがら直接、製作依頼が入るまでとなり、ついにオリジナルのギターを製作するに至ります。
「オールド・フレンド・シリーズ」にラインナップされるギターは、フェンダー・テレキャスターやストラトキャスター、プレシジョン&ジャズ・ベースのトラディショナルなシェイプを持っています。
「RSカスタム・ギター・シリーズ」はオリジナル・シェイプのモデルで、TeeVee(ギター好きなら思わずニヤリとするデザイン)とSolar Flair(アルミの天板の張られたホロー構造を持つモデル)の2種があり、このシリーズは今後もラインナップが増えてゆくでしょう。
ラインナップの全てのギターにRSの持つ技術の結晶である「エイジド加工」が施されており、この加工は当然1本づつ手作業。
ベルトバックルで傷ついたボディ裏から、サイドに付いた打痕、塗装のクラックまでがリアルに刻み込まれています。
この加工には、ライト、ミディアム、へヴィーの3つのランクがあり、ライトは軽いこすり傷程度(Under The Bed)、ミデアムは打痕、剥げ、クラック有り(Played,But Loved)、へヴィーはもう思いっきり塗装の剥げたボロボロ状態(Road Warrior)と、好みで選択出来るようになっています。
RSギターワークスの特徴は見た目のヴィンテージさを表現するだけでなく、そのサウンドにも只ならぬこだわりを見せてくれるところ。
ピックアップの巻き線の数の違いから来るサウンドの差異は当然盛り込まれ、ヴォリューム・ポット(シングル系は通常250kだがあえて280kもラインナップ)や、トーンを左右するコンデンサー(Jensenに特注)も数種の中から最適な物をチョイスするという念の入れようなのです。
ボディにパーツを組み込む「ビルト・アップ」の工程も職人気質。
パーツを組み込み弦を張って2週間何もせず放置しなじませる。
その後、パーツを全てバラして再組み込みし、最終的にはRoyとScottの「耳」で確かめながら1本のギターが完成する。
これだけ手をかけられて生み出されるRSギター。これこそが本物を越える本物のギターといえるのかもしれないですね。
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